H25年1月28日の金・プラチナ地金相場

ニューヨーク貴金属市場1月25日の金相場は続落。
本日発表されたドイツの景況指数が市場予想を上回ったうえ、欧州中央銀行(ECB)が域内銀行に供給した期間3年の長期資金の返済計画が明らかになり、銀行による返済額が市場予想を上回った。これを受けて欧州債務問題への懸念が後退しているとの見方から投資家のリスク志向が強まり、これまで安全資産としての逃避的に買っていた金を売って株などに資金を振り向ける動きに展開。

プラチナ相場は反発。
朝方は金につれて軟調に推移。その後は米株価の堅調を眺めた買いや、アングロ・アメリカン・プラチナムが発表した昨年第4四半期の生産量が、ストの影響で大幅減となったことを受け上昇して引けた。
前日比$11.10高の$1693.90で取引を終了。