H25年2月15日の金・プラチナ地金相場

ニューヨーク貴金属市場2月14日の金相場は続落。
昨年第4四半期のユーロ圏の経済、域内総生産(GDP)速報値が前期比0.6%減と一段のマイナス成長に陥ったことを受けてユーロ安・ドル高が進行。また、有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2012年の金需要が前年比4%減と、3年ぶりの減少となったこともインフレヘッジとしての金の魅力が後退し売りを誘った。

プラチナ相場は反落。
南アフリカやジンバブエの供給懸念を背景に続伸する場面も見られたが、その後は利益確定の売りや金相場安に押され売りに下落して引ける格好となり、前日比$18.80安の$1710.90で取引を終了。