H25年2月26日の金・プラチナ地金相場

ニューヨーク貴金属市場2月25日の金相場は反発。
イタリアの総選挙は日本時間の25日23時に投票が締め切られ、欧州連合(EU)との財政赤字の約束を守ると表明している民主党のベルサニ党首を中心とした中道左派の優勢が報じられ、政局の不透明感が強まったことを背景に事を背景に外為市場でユーロ高ドル安が進む格好となり中盤にかけて軟調となった。その後は、安全資産としての買いに支えられ反発して引けた。

プラチナ相場も反発。
序盤は金の上昇に連動する形で大幅上昇を見せていた。しかし、買い一巡後はイタリア政局の先行き不透明感から対ユーロでドルが上昇したことや株安などに圧迫されたことから上げ幅を縮小し、前週末比$13.30高の$1620.70で取引を終了。