H25年2月27日の金・プラチナ地金相場

ニューヨーク貴金属市場2月26日の金相場は続伸。
1月の米国の住宅関連経済指標が市場予想を上回り良好だったことを背景に、リスク回避の動きが後退する格好となりマイナス側に転じる場面もあったが、中盤以降は米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長による上院の議会証言で量的緩和の効果や副作用を注視する必要があるとしながらも量的緩和の継続を表明したことを好感し上昇。

プラチナ相場は反落。
イタリアの政局不安など欧州経済の先行き不透明感を背景に売りが先行し、一時$1600を割り込んだ。しかしその後は、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長による議会証言や、終盤にかけて金の上昇に下げ幅を縮小する形となり前日比$4.20安の$1616.50で取引を終了。