H25年3月26日の金・プラチナ地金相場

ニューヨーク為替 終値 94.16/18 円

ニューヨーク貴金属市場3月25日の金相場は続落。
財務相会合でキプロスに対する新たな支援枠組みで合意したことにより、安全資産としての金の需要が後退。一時は今月の20日以来となる1600ドルの節目を大きく割り込む勢いだった。しかし、その後はユーロ圏財務相会合のダイセルブルーム議長の「キプロスの銀行リストラは他のユーロ圏諸国にとっての救済のひな形と見なされるべき」という発言をきっかけに、銀行預金課税などの仕組みが債務問題を抱える他国にも適用されかねないとの懸念から金は買い戻され、下げ幅は抑えられて引けた。

ニューヨーク貴金属市場3月25日のプラチナ相場は続伸。
金相場安や株安に連れて軟調な取引を見せていたが、売り一巡後は金や米株価が安値から反発したことを好感し買い戻され、小幅上昇して終了。